Archive for November 2005

25 November

「思想のひろば」17号の見本が編集部に到着!

joy 本日、「思想のひろば」17号の見本が編集部に届きました。予定より4日も早くです。これにより、会員の方へのお届けも早まり、11月中にお手元へお届けできることと思います。HPでの一般販売も、早まります。

 上品なベージュの表紙に、これまでと同じ書で「思想のひろば」のタイトル文字。やや薄めの本ではありますが、新しい号の完成は、とても新鮮な感じがいたします。

 前半は、ヴィジュアルで読みやすく面白いページに、後半は、滝沢の根本的な意義を問い直す論考群に仕上げ、改めて読み直せば新たに感慨も湧いてきます。

 さて今度はこれをみなさんにお届けする番です。会員以外の方も、どうぞHPから、ご購入ください。今後、ほかのネット書店や、一般書店へも、販路を広げていく予定です。
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17 November

「思想のひろば」17号完成までの長い道のり

joy 実に久しぶりに書きます。「思想のひろば」の編集作業にずっと携わっていましたが、先日やっと、ゲラ刷のチェックに到るまでのすべての作業が終わりました。ここまで、長い道のりでした。自分たちで編集とレイアウトまでやると決めて進行しましたが、集稿から改稿依頼、編集部原稿のリライトからページのレイアウト、写真の挿入、全体のページ配列、タイトル、リード、文字書体の統一、そして自分の原稿書き、ページの最終帳尻合わせまで、何から何まで、大変な日々よ! お待ちの方々には、大変ご迷惑をおかけいたしました。

 相当疲弊した作業でした。どうしてこんなことになったのか。この深い理由は、実は自分のなかでの滝沢像がしっかり焦点を結んでいなかったのかもしれない、といま思っています。滝沢が誰なのか、そしてと自分と滝沢との間合いが、実はよくわかっていなかったのではないかと思います。

 滝沢は人生の解を与えてくれた人、決定的に、鮮やかに。だからそこにいれば安心。いままで私が考えていたこの認識で私が足りていたら、これはこれで十分、ということになったかもしれません。しかし、滝沢の出した解が、世界の存在のありよう、つまりなぜこうなっているのか、という問いを問う中で何であるのか、ということを、私自身が考えることになってしまったため、滝沢=人生の解、というだけの認識にとどまれなくなってしまったのです。

 世界がこのようにあることはすべて神の思いとのつながりとしてある、最近私が逢着した自分でもびっくりするようなこの直覚に対して、滝沢の解はどうつながるのか、それを私は問うことになったといえるのです。

 その結果は、今回の「思想のひろば」17号(12月1日発行)の中にも、数ページの論考として書くことになりました。(「『原事実』創造の神による世界への解」)興味のある方は、近々、「滝沢克己の世界」HPの方に、購入申し込み窓口を設置しますので、どうぞご購読いただければと思います。(協会会員の方は全員に配布されますので、お待ち下さい)

 そこでは、滝沢の原事実が、創造する神の世界創造の表現として読みとれることを確認しようとしています。原事実は人生の新たな生かしというだけでなく、神の創造行為そのものだとして、喜びとともにこれを味わえるということを伝えようとしたのです。

 滝沢のインマヌエル(原事実)は、世界の成り立ちに対しても、確かに解をくれていたのです。インマヌエルとは解でしかなく、究極だった。私の問いが変転しても、結局はインマヌエルの解はそれ自体の力をもっていた、そういうことでした。

 なぜならすべては神のはたらきであり、そこにしか世界の生成も、人生の実現というものもなかったからです。そこに、インマヌエルの本領があると思います。

 という結論をえて、私は長い疲弊から少し立ち直ってきました。「思想のひろば」も完成し、いまはお届けするのを待つばかりです。長い間お待たせしたことをお詫びいたします。どうぞ新しい「思想のひろば」を味わって下さい。



03:02:37 | joy | No comments | TrackBacks

10 November

報告

だんま

上智大学での哲学会も無事終りました。当日、博士課程在籍の会員・石井さんがインマヌエルについて発表、ズバリ滝沢の核心に迫りました。教授や助手の方からの厳しい質問、またフロアの当会会員からも質問がで、朝一番の発表にもかかわらず活発なやりとりがありました。

シンポジウムでは、滝沢と西田、また、バルトとの交流の真実について、若い人たちの、研究への参加が呼びかけられました。

当日フロアには上智の先生方の他、OBおよび大学院生、さらに当会会員五名(発表者、提題者、司会の四名を除く)など3〜40名が出席。上智大学は現在、西田研究の中心になりつつあります。その場所で滝沢が論じられたことは画期的と言えるでしょう。西田研究に滝沢が不可欠な一ページになった瞬間だと思います。企画された田中裕教授の先見の明に、乾杯!

『ひろば』は一昨日ゲラが出たそうです。今月末には上がってくるとのこと。事故がなければ今度はほんとうにお送りできるでしょう。「オオカミ少年」返上したい!


 


00:53:03 | joy | 2 comments | TrackBacks