Archive for August 2007

26 August

第二回研究会の報告など

だんま  ●研究会が終わりました。鈴木さんが「社会なるものの再定義にむけて」ということで一時間ほど話され、その後50分ほど議論。会場の関係で後の発表は中止となりました。出席者は非会員の参加者2名を加えて8名でした。

●鈴木さんは啓蒙の社会観、ポラニーの社会観を超えて、弁証法的二重性とそのダイナミズムのうちに社会を捉えようと提案されました。

とくに宇野弘蔵の「社会的労働共同体」に注目、これでもって市民社会を二重化し、前者の要求への私人的応答として市民社会(資本の論理)をとらえ、さらに前者の復元力によるその倒錯(疎外)からの解放を、マルクス世界史三段階論の第三段階に展望しました。

後半は、こうした社会観から思想史的な指摘がありました。とくに8〜90年代の政治哲学リベラル・コミュニタリアン論争における「諸共同体の共同体」説に、新しい社会観を重ねた点が注目されます。

●鈴木さんは市場の席巻する社会になぜNPOとかNGOという動きが出るのか、その可能性の根拠と「よい社会(well-being)とは何か」を提示できない従来の社会科学に苛立ち、みずから尋ねていったものと思います。

発表後の議論は、論旨への共感から語の定義への疑問へ、さらに新しい社会科学創造への注文まで、多岐に渡り白熱しました。

●以下、今後の集会などの案内をします。

9月5日、18〜22日えどがわ・水俣まつり(最首塾もかかわっています。社会の失敗を繰り返さないためにももう一度学んでおきたい)

9月10−12日東西宗教交流学会、於京都パレスサイド・ホテル
会員の延原時行さんが「宗教間対話から文明間対話の構想へーー21世紀神話論と滝澤哲学再考を媒介に」と題して講演されます。

9月29日(土)九州セミナー(「もよおし情報」をご覧ください)

10月13日(土)東京本部読書会(「もよおし情報」を)

10月20日(土)13:30〜日本リハビリテーション連携科学会公開研究会
於筑波大学東京キャンパス G501号室(文京区大塚3−29−1、丸の内線茗荷谷駅)、
問合せfax:03−3942−6895(筑波大学リハビリ合同研究室)
幹事の鈴木一典さんが「住民主体による地域福祉協議会の立ち上げ及び育成の鍵になるもの」と題して講演されます。



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09:42:48 | joy | 66 comments | TrackBacks

19 August

残暑日記

だんま  

昨日一端涼しくなりましたが、またぶりかえしの今日です。みなさま、いかがおすごしでしょうか。

第二回の研究会が25日に迫ってきました。「滝沢克己の思想圏」の研究会ですが、今回は滝沢さんの社会論をとりあげます。
「もよおし情報」をクリックください。


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22:02:18 | joy | No comments | TrackBacks

05 August

8月はじめて日記

だんま  ●梅雨が明けました。会報は届いたことと思います。人事の記事でお問い合わせもいただきました。下で会長の総会挨拶に触れたいと思います。

●参院選の結果でアメリカ的グローバリゼーションの波は日本でも一段落したということになるでしょう。列強割拠の時代へ逆戻り? 下ですこし考えます。

●参院遷、一地方のことで恐縮ですが、東京選挙区での川田龍平さんの当選に注目します。

「引きこもりの人が応援に来てくれた」といったことを当選インタヴューで言っていました。川田さんの支持者にはあの雨宮処凛(かりん)もいます。パンクなお姉ちゃんですが至極まっとう。

この二人は今の弱者を代弁する地の塩のように思いますが、いかが。


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11:29:25 | joy | No comments | TrackBacks